砂漠に関する本のリストを作りました。

 

砂漠を舞台として、気象や自然現象をからめた物語を作るために、

中古で買っても何千円の書籍を買ったり、

オークションで数万円の植物図鑑を落札したりしましたが、

実は、難しくて正直手に負えないと思ったものもありました。

懐具合がうそ寒い。

 

テーマは同じ砂漠でも、価格帯も想定している読者も違うだろう本の数々。

実際読んだレビューを書きます。

 

 

図説砂漠への招待

 

全127ページの薄い本ですが、何度開いたことか!

資料として非常に役立ってくれています。

 

巻頭特集では、世界各地の砂漠の名景を

見開きいっぱいの大きな写真で紹介しています。

 

本のタイトルで招待とあるだけに、初めて砂漠の知識に触れる人にも

読みやすい内容になっていると思います。

 

できれば文字なんて読まずに済ませたいんだ、

でもネットより順序立ててまとまった本がほしいんだ、

という場合にはこれをおすすめします。

 

サハラ砂漠、オーストラリア砂漠ほか、世界各地の砂漠の特徴や、

砂漠で生きる動植物の特徴、

砂漠の定義やできる仕組み、気温や降雨などの

気候の特徴。

 

風化作用や砂のでき方、砂砂漠と礫砂漠など地形のこと、

オアシスがどうしてできるのか、

砂漠で人はどんなふうに生活しているのか、

砂漠について一通りのことを知りたいときに便利です。

 

 

気象ブックス014 砂漠と気候

 

ビジュアルとして楽しい物を求めていて、なおかつ文字が苦手な方には、

おすすめしない一冊です。

カラーページは最初の数ページのみ、

あとは白黒印刷で、たまに写真や図が入る他は

ほぼ文字ばかりです。

 

序文に、「砂漠に興味を持つ学生が多い中、本書を教科書として講義を行った」とあります。

本当に、そういう真面目な本です。

ビジュアルで引っ張る楽しい本ではないので、

真面目に知識を仕入れたいときに役立つと思います。

 

蝗の話、サハラ砂漠で飛び石のように見られるオアシスのことなど、

物語の素材として美味しそうな話を仕入れられたので、良いお買い物でした。

 

 

沙漠の事典

 

沙漠に関する200のテーマが、基本的に1ページにつき1テーマでまとめられた事典です。

 

高校生から専門家までを対象にしたものとあって、

教科書を読むのが苦にならない高校生なら、問題なく役立てられると思います。

多分・・・

私は教科書が苦になるほうだったので、

高校生のうちからこういう本を楽しく読める感覚は想像もつきません。

 

専門家でないと手に負えないような感じはしませんが、

事典であって決して図鑑ではないので、ビジュアルの資料としては向かないと思います。

 

内容はモノクロで文字がメインです。

1行が短くなるよう段組みされているのが親切。

 

扱われているテーマは沙漠について多岐にわたります。

 

沙漠とは何か

沙漠化とはどういう意味か

気象・気候

景観

経済活動、産業

人々の生活

文化・芸術

歴史との関わり

動植物などの生態系

資源とその利用法

環境問題について

観測

水について

土について

沙漠化防止とそのための技術

 

貧困問題や環境問題など、社会問題に関するテーマも扱われています。

 

巻末に参考文献や論文のリストが掲載されているので、

研究職の方や専門家の方なら、

この本をとっかかりにさらに詳しく調べていくのでしょうか。

 

お値段を見て尻込みしたら、書店で立ち読みを推奨します。

 

 

 

 

自然スケッチ絵本館 砂漠のこと

 

画のお手本として購入した一冊。

子供向けの絵本ですが、画集として大人も楽しみました。

リアルな細密画ですが、写真よりフワっとした感じがいいんだな。

 

 

 

朝日百科 植物の世界13 植物の生体地理

 

植物をテーマにした百科事典のセット中の1冊です。

熱帯、乾燥地帯、温帯など、気候ごとにどのような植物が育っているかまとめられています。

 

植物の写真と情報が科ごとに分類されて紹介されている、他の巻よりずっとよく読んでいます。

植物の本の中では、一番買ってよかったと思う1冊。

 

植物好きなら手元において一生楽しめるかもしれません。

新品だと個人の蔵書としては相当値が張りますが、

オークションで探せば美品を安く落札できるかも。

 

私は総索引つき15冊セット2万円で落札しました。

 

 

 

PS

くっそー。物語づくりに魅入られてなかったら

いったいどれだけ服を買えたことか・・・